第135回流体懇話会のご案内

平成22年11月25日(木)

流体懇話会の講演会を下記のように開催いたします。どうぞご参加下さい。


講演題目

着氷現象と流体問題

講師

木村 茂雄

神奈川工科大学工学部機械工学科 教授

日時

平成22年12月17日(金) 16:30-18:00

場所

電気通信大学 東4号館 8階 AV会議室

概要

寒冷環境下において、過冷却水滴を含んだ雲に物体が遭遇すると物体表面上に着氷が発生する. 離着陸時の、あるいは低空を飛行する航空機、架空電線、タワ、風力タービンブレード、アンテナ・タワなどがこうした着氷問題の対象として考えられる. 着氷は、その発生により空気力学的特性の劣化や荷重の増大を招き、最悪の場合には航空機の墜落、タワの倒壊といった重大な事故の原因となりえる. こうした着氷現象は,気流の存在とそれによって輸送される微小水滴粒子の挙動に大きく作用されており,流体力学的な観点からの調査が重要な役割となっている. 本講では,「着氷現象とはいかなるものであるか」 といった基礎から,現象解析の手法,対策の現状などを略説する.


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